富士山スカイラインはワインディングが魅力
富士山スカイラインの魅力
富士山は、日本を象徴する山として日本に住む人なら誰もが知っている山と言えるでしょう。
この富士山へのアクセスとして最も名高い道路が「富士山スカイライン」です。
富士山スカイラインは正式には「表富士周遊道路」という名称で、富士山の中腹まで直接自動車やバイクでアクセスできるようになっています。
開通したのは1970年で当時は有料道路でしたが、1984年から無料開放されています。
1987年には「日本の道100選」にも選ばれており、年間を通じてたくさんの訪問者が訪れます。
富士山スカイラインのおすすめスポット
富士山スカイラインは登山道としての性格があり、起点は標高600メートルですが終点は2400メートルもの高さになるのが特徴です。
バイクでツーリングできる道路として、日本一標高が高いのがこの富士山スカイラインです。
富士山周辺には景色を楽しめるスポットがたくさんありますが、その中でも絶対に一度は見ておきたいのが「忍野八海」です。
富士山の雪解け水が湧き出るこの8つの池は、パワースポットとしても有名です。
この忍野八海にはスカイラインの富士宮口5合目から東富士五湖道路経由、約70分ほどで到着することができます。
溶岩群で形成された不思議な景観が魅力の「鬼押出し園」も見逃せないスポットです。
大自然の抗いがたいパワーを目の当たりにすることができます。
富士山スカイラインをツーリングするのならもう一箇所、ぜひ行っておきたいのが「白糸の滝」です。
天然記念物にも指定されている白糸の滝は、スカイライン富士宮口5合目から約36kmの行程にあります。
数百もの滝が流れ落ちる様子は、見ているだけで心が洗われます。
仕事で疲れた心を癒すには最高のスポットと言えるでしょう。
目を閉じて滝の音を聞くだけで、日頃のストレスを解消することができます。
富士山スカイラインの楽しみ方
富士山スカイラインは勾配が急で急カーブが多い部分と、平坦で走りやすい部分とに分かれているのが特徴です。
初心者のライダーは無理をせず、十分気を付けながら楽しんでください。
約20kmの周遊区間と13kmほどの登山区間に分かれており、周遊区間は通年通行可能ですが登山区間に関しては冬季は全面通行止めとなります。
ですから、登山区間までアクセスしたいのであれば春から秋にかけての期間に訪れなければなりません。
通行止めの期間は例年11月から4月までとなっていますが、その年の天候によって若干前後しますので、あらかじめチェックしてからスケジュールを立てることをおすすめします。
春の富士山スカイラインもいいのですが、秋の紅葉の季節は絶景を楽しむことができるので、ぜひ訪れてみてください。