バイクで走る

長野の鉄板コース!ビーナスライン

首都圏からのアクセスも良いビーナスライン

ビーナスラインは、長野県茅野市と美ヶ原高原を結ぶ全長76kmのドライブウェイです。
もともとは蓼科有料道路と霧ヶ峰有料道路を合わせたものがビーナスラインですが、無料開放された後も同じ名前で親しまれています。

茅野市から蓼科高原を経由して白樺湖に至る部分が蓼科有料道路、そして霧ヶ峰高原から美ヶ原高原までの部分が霧ヶ峰有料道路です。
霧ヶ峰有料道路は特に標高が1500メートルから2000メートルと高く、絶景を楽しむことができます。

ビーナスラインの見どころ

ビーナスライン周辺には見どころがたくさんありますが、観光スポットの定番といえばやはり「蓼科湖」です。
もともとは農業用貯水池として人工的に作られた湖ですが、ボート遊びなどもでき売店も完備しているので、ちょっと休憩するのにぴったりの場所です。

山の景色を存分に楽しみたいのなら「北八ヶ岳ロープウェイ」もいいでしょう。
片道約7分のアルプスの山々を一望にできる空中散歩は、日常生活を忘れてストレス解消をするのに絶好のひとときです。

ロープウェイの山頂駅では1kmほどのトレッキングを楽しむこともできますから、ツーリングとトレッキングの両方楽しみたい人はぜひ立ち寄ってみましょう。
すぐそばには「蓼科アミューズメント水族館」もあり、展望テラスからは日本の屋根の景色を鑑賞することができます。

蓼科アミューズメント水族館では冬季に「暖かZONE」という空間を設置していますので、ツーリングで身体が冷えた時はここで暖をとるのがおすすめです。
特にドリームレジデント内は重点的に暖房が施されています。

白樺湖や女神湖も、景色を楽しむには最高のスポットです。
白樺湖周辺には「池の平ファミリーランド」や「蓼科テディベア美術館」などもありますから、ツーリングと組み合わせていろいろな楽しみ方をすることができます。
11,000体のベアを収集した美術館は、世界的に見ても最大規模のコレクションでかなりの見応えがあります。

ビーナスラインの楽しみ方

ビーナスラインは標高が非常に高いところを走る山岳コースで、日によっては雲海を見ることもできるほどです。
登りコーナーやタイトなコーナーが連続するゾーンもあり、走りを純粋に楽しみたいライダーの間では特に人気があります。

観光スポットも数多くあるので、週末や連休の時は非常に混み合うのがデメリットかもしれません。
ですから、ゆったりとした気分でツーリングしたいのであれば平日を選ぶか週末でも早朝がおすすめです。

夏場でもかなり肌寒くなる日があるので、防寒には念を入れたいものです。
なお、冬季は一部のルートが通行止めになるため情報収集も行ってから向かいましょう。