チェックポイント

事故車の買取金額の決まり方と高く売る4つのポイント

事故車でも買い取りをしてくれる業者を探す

バイクの買い取りは、基本的には次のオーナーを探す中古車向けとなっています。
そのため事故を起こしてしまい、機能的に大きな破損があったバイクはかなり査定額が低くなるか、もしくは買い取りそのものを拒否されてしまうことが良くあります。

バイクや自動車では衝突や転倒があった場合に運転手の体を守れるような構造となっているので、事故によって運転手にあまりケガがないという時にも、車体は大きく破損してしまうものです。

見た目にそれほど傷がないかのように見える車体も、一度事故を起こしているとフレームやスポークに変形が起きてしまっているので、それ以外のバイクとは区別をして考えられます。

特に二輪車の場合にはちょっとしたバランスの変化は乗車性能に大きな影響を与えるので、プロの整備士が見ればすぐにそれと分かります。

事故処理が終わって自宅に戻ってきたバイクが大きく破損をしている場合などは、どう処分してよいかと迷うところですが、実はそんな事故車であっても買い取りをしてくれる業者があります。

というのもバイクの場合、部品ごとの分解がしやすいという特徴から重要なエンジンとフレームが使えれば十分修理をすることが可能だからです。

完全に破損している場合でも、パーツ取りに使うことができたりと用途はいくつもあるので、バイクの処分に複数のルートを持っているところを選ぶとよいでしょう。

高く売れる事故車の4条件

事故バイクが高く売れるかどうかは大きく4つの条件によります。

1.バイクの破損状態
2.通常で売却する場合の平均査定額の高さ
3.修理費用
4.パーツ利用した時の価格

まず最も価格を左右するのは破損の程度です。
事故車でよくあるのが前輪のスポーク曲がりやタイヤホイールの破損ですが、完全に走れない状態であるかどうかにより査定額が変わります。

また、そのバイクが事故を起こしていなかった場合の人気度や、市場での価格設定によっても価格は変化します。

最も重要なのが、そのバイクを修理した時の費用です。
バイクを売却する前に少しでも価格を高くしようと先に修理に出すという人もいますが、実は修理費用をかけずにそのまま売却した方が総額として得をするということもよくあります。

事故による破損でも、例えばランプ部分のカバーが割れている程度ならばすぐに修理可能ですが、フレームが変形していれば相当の修理費がかかってしまいます。

自分で修理をするかどうか、売却をしたときの金額見積を比較してどうするか考えていきましょう。

それと走れない状態のバイクであっても、パーツ取りとして使用した場合に高く売れるならば査定額が高くなります。