バッテリーが上がってしまった
バッテリー上がりを起こした場合の対処法
ライトや付属設備をオンにしたままにしたとか、エンジンの調子が悪くスターターを何回もかけたという時に、バッテリー上りが起きてしまうことがあります。
また、冬はバイクに乗らない人などは、長期間そのままにしておくことで自然放電が起こり、バッテリー上がりが生じるケースも多いです。
こうしたバッテリー上りの対処法としては、まずキックスタートを試してみましょう。
ボタンでエンジンをスタートするのではなく、エンジン横にある折りたたみ式のバーを踏んでエンジンを点けるやり方です。
スクータータイプなどは付いていないモデルも多いですが、もしキックが装備されていれば試してみましょう。
押しがけも、バイクでは効果的です。
キーを入れてイグニッションをオンにしておきます。
この際、キルスイッチは入っていない状態にします。
ギアは2速が入りやすいのでチェンジしておきます。
クラッチを切ったままの状態をキープしたまま、バイクを押して走ります。
そのまま少し惰性で走りそうなくらい勢いが付いたらバイクに飛び乗って、クラッチを入れます。
これでエンジンがスタートするか試してみましょう。
上記の方法が難しい場合、ジャンプスタートをします。
ジャンプスターターと呼ばれる、予備の小型バッテリーをケーブルで、バイク本体のバッテリー端子につないで電源を供給してスターターをかけます。
スマホ充電にも使えるモバイルバッテリータイプのものも市販されていますので、万が一のために持っておくと安心です。
もしくは、近くにバイクや車があり、ケーブルをつなげるようなら、直接電源を供給してもらうことができます。
相手のバッテリー端子からケーブルを直接つないで、自分のバイクの端子につなぎます。
その状態でスターターをかければ始動します。
バイクのバッテリー交換の方法
シート下にバッテリーがあることが多いので、まずシートを取り外します。
その後、バッテリーのプラス端子のゴムカバーを開けます。
その後に端子を外すのですが、最初にマイナスを外してからプラスを外します。
そして、バッテリー全体を固定しているバンドや金具を緩めて、バッテリーを引き上げます。
その後、新しいバッテリーを空いた空間に、プラスマイナスの位置を確認しながら入れます。
今度は逆に、プラス端子からケーブルにつなぎ、その後マイナス端子につなぎます。
端子が固定されているのを確認したら、プラス側のカバーを取り付けて、バッテリー自体の固定バンドもしくは金具を取り付けて緩まないようにします。
最後に、シートを元通り固定すれば終了です。
すぐに、作業後にライトが付くかどうかなど、バッテリーが機能するかをチェックしてみましょう。